減築とは?

~人生100年時代のリフォーム~

本ウェブページは安心計画のスペシャルアドバイザーである建築家の天野彰氏と安心計画とのコラボレーションにより開設した工務店様応援ページです。
加速する少子高齢化。2025年には人口の約3分の1が高齢者という社会になります。超高齢社会のリフォーム提案の一例として、社内で、またはお施主様とご一緒にご覧ください。

「減築」とは文字どおり「増築」の反対です。家を広く大きくするのではなく、その逆です。
では、なぜ手間をかけてわざわざ家を狭く小さくする必要があるのでしょう?何のメリットがあるのでしょうか?

・・・とお思いの方はまず動画をご覧ください。そのあとで下のパノラマVRも覗いてみてください。

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VRサンプル

減築プランA(中庭・サンルーフ案)

北に3部屋南に3部屋のよくある田の字型の間取りを例にしました。北側の3部屋は日当たりが悪く、特に中央の部屋はじめじめとして暗く、開かずの間になっています。その中央の部屋を取り去って中庭にすることで、一気に明るく風通しが良くなります。

減築プランB(中庭・ルーフバルコニー案)

同じく、プランAをアレンジして、屋裏裏を有効利用して小屋裏部屋と庭代わりのルーフバルコニーを設けてみました。1階の部屋が減った空間も小屋裏とルーフバルコニーで補われ、外観も明るく開放的な印象になりました。

減築プランC(月極駐車場案)

お子さんたちが巣立ち、有り余った空間の約半分を思い切って駐車場にしたプランです。夫婦に必要な部屋だけを残して月極駐車場にすることで毎月の収入も期待できます。ゲストルームにもなる和室も確保し、LDKのカウンターテーブルも工夫しています。

減築プランD(賃貸アパート案)

プランCの月極駐車場案と同じく、生活スペースを約半分に減らし、駐車場ではなく賃貸アパートにしてしまったプランです。ロフトを設けて空間を補填しました。こちらも月々の家賃収入が期待できるためリフォーム工事のローン返済に充てる計画も可能です。

減築プランE(2階建⇒平屋案)

子供部屋だった2階を撤去して平屋にしてしまった例です。2階が無くなることで、高齢者の家庭内事故で最も多い階段での転倒・転落を防ぎ、荷重が減ることによる耐震効果も期待できます。屋根ごと取るのが大変なら吹抜けにする手もあります。

減築プランF(吹抜け案)

こちらは古い作りで建物全体が暗かったのをDKの天井を取って吹抜けにすることで一気に明るい空間にリフォームした実例です。2階にあったお風呂を1回に移動したり、バリアフリーにも配慮したプランとなっています。

※上のVRサンプルは「WaIK in home(ウォークインホーム)」と「共有計画」を使って作成しています。

「減築」にご興味のある方、もっと詳しく知りたい方はコチラ!